あまり聞きなれない器かもしれません。曹洞宗の（厳密には他の宗派もあります）お坊さんが食事に使う器で、応量器の作法には、決められたルールが、いくつかあり、非常に厳格な器です。余談ですが、当店のお客様にもご実家がお寺で、永平寺へ修行されにいった方がおられます。お茶を飲む所作を見たいるだけで、こちらまで緊張するような印象を持ったのを覚えています（まだ２０台半ばぐらいだった気がします・・）。
さて、そのような背景がある器とご理解いただき、形は似ていても意味は全く違うこちらの応量器は、もう少しカジュアルに使ってください。材質も樹脂で、食洗機ＯＫです。色も目を引く配色で、ちょっと面白い器として、先人の生み出した、機能美を普段にお楽しみ下さい。

　

外寸　φ２１×Ｈ１３ｃｍ